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2015.6.3サプリメントの基礎知識
サプリメントは薬ではありません。
食事だけでは摂りきれない必要な栄養素を手軽に補うことができる、健康補助食品です。
あくまで補助の役割しか果たさない物としてお考えください。
○ビタミン
ビタミンには脂溶性と水溶性があります。摂りすぎたビタミンは水溶性であれば尿と一緒に排出されますが、脂溶性のビタミンは体内に蓄積されてしまうので、過剰に摂取しないよう注意が必要です。
脂溶性ビタミンは(A・D・E・K)です。その他はすべて水溶性です。
特に運動する時に必要なエネルギー生産に関わるB群や、抗酸化作用のあるCなどは、トレーニングする人たちにとって重要になります。
ビタミン不足になると体内でPFCがうまく使われません。
ダイエット中は偏食になりがちですので、積極的に摂取するためにサプリメントは非常に便利です。
○ミネラル
無機物であるミネラルは、人体の約4%を占めます。残りの96%が有機物です(炭素・水素・窒素・酸素)。
汗を流すと失われてしまうナトリウムや、カリウム、マグネシウムなどといったものが主なミネラルになります。
カルシウムは骨の形成に関わることは有名ですよね。
貧血には鉄という言葉なども耳にしたことがあるはずです。
ビタミン同様身体にとって大切な役割を担っています。
必要な量をバランスよく摂らなくてはなりません。特に、食塩(塩化ナトリウム)は過剰摂取に気をつけましょう。
○カルニチン
有名なダイエット系サプリメントです。
30代になって急激に太りだすのは、カルニチンが体内で作られる量が減る為とも言われています。
脂肪燃焼を促進させる効果があります。
運動してもなかなか体脂肪が減らないという方は、まずは食事を気をつけること。さらに効果をアップさせる為にカルニチンなどをサプリメントで補います。
○クレアチン
トレーニングをする人なら必ず聞いたことがあるほど有名です。多くのアスリートにも支持されています。
ちょっと詳しく紹介します。
エネルギー供給機構として、酸化機構(長期)、解糖系機構(中期)、ホスファゲン機構(短期)というのがあります。
その中の、ホスファゲン機構に用いられる、ATP(アデノシン三リン酸)という化合物がADP(アデノシン二リン酸)に変わる過程でリンが一つ失われるのですが、ADPをATPへ再合成する為にクレアチンリン酸というのが役に立ちます。
ATPというのはエネルギーを発生させるのに必要な通貨だと思ってください。
簡単に言うと、クレアチンを摂ると使い切ったエネルギーを徐々に回復させるのを助けてくれる。スグに全力を出せるまで回復する時間が短くなる。という感じです。
サプリメント全般に言えることですが、飲み続けないと意味がない(ローディングが特に重要)という事もあり、コストがかかる上に面倒なので私は飲んでいません。摂取しなくとも待てばADPはATPに変化します。
超簡単にわかりやすく言うと、クレアチンを飲めば超オラオラやる気満太郎(絶好調)になるということです。
この他にも沢山のサプリメントがありますが、自分の必要と思うものだけに留めておかないと、きりが無いのも事実です。
私はビタミンC、マルチビタミン・ミネラル、フィッシュオイルを摂っています。
薬局で簡単に買えるのでオススメですよ。