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2015.5.29トレーニングのテクニック
トレーニングは様々な方法を用いて、プラトーといわれる所謂、停滞期にアプローチしなければなりません。
同じことばかりやっていると慣れてきてしまい、身体は変化をしなくなります。
私自信が良く使うトレーニング方法を数例ご紹介します。
○レストポーズ
最後の一回を反復した後にまだ余力がある場合、少し間をおいてスグにもう数回反復させ、筋肉を追い込む方法。
重量を付け替えるのが手間のかかる種目であればこの方法はとても有効です。
自力で出来る最後の1回を終えたら、10秒程度リラックスした後スグにもう数回(1~3回)反復を繰り返します。
自力のみでトレーニングしている場合や、誰も補助の出来ない種目を行う際によく使います。
○ドロップセット
短時間に高強度のトレーニングを持続させる為に用います。
ピンを抜き差しするだけで重量変更が簡単に行える種目に有効です。
1setを終えた後、すぐさま70%程の重量に設定し、休憩を挟まず2set目に突入。反復を繰り返します。
2set目を終えた後すぐに、ウエイトを2set目の80%程の重量に減量し、休憩を挟まず3set目へ・・・という方法です。
一般的なジムで器具の順番待ちがでてしまう時などは、この方法で早く追い込んでくれないかなー、と後ろの人は思ってるかもしれません。
当店では中級者以上の方のメニューにたまに組み込みます。
時間に余裕をもたれている場合は、通常の方法で1set毎にしっかりと追い込んでいきます。
○スーパーセット
基本的には、主導筋と拮抗筋をペアに、組み合わせます。
簡単にいうと、押す系種目と引く系種目を2種目連続で行うということです。
重量の設定にもよりますが、休憩を挟まずに2種目トレーニングできるのが特徴です。
しっかり追い込むと相当ハードです。
通常は大きな筋群に用いる事は少なく、腕の種目にこの方法を取り入れる方がほとんどです。
○フォースドレップ
限界回数を迎えたあと、補助者と共に更に数回の反復を行う。
本人の限界の先まで追い込むことができます。これをやると、よく「鬼っ!!!」とか言われます。
筋肉に非常に強い刺激を与えることができるため、パーソナルトレーニングにはよく用いられます。
私が最も得意とするテクニックです。素人がやると、補助の際にあらぬ方向へ力が加わり、軌道がブレるため大変危険です。
安全第一。
この他にも様々なテクニックを用いて、トレーニングメニューを組み立てます。
長期のトレーニングメニューを構築する場合はピリオダイゼーションも視野に入れなければなりません。
ボディメイクが世間一般に広く認知されるようになってきたこの時代に、知識を持つ者と持たざる者の見た目の差は大きくひらいていくことでしょう。
エグゼクティブの方々に最も効率のいい方法を提供し、結果を出してきた私のメソッドを、ぜひ体験してみてください。