ココ最近になってようやく糖質制限ダイエットが、日本でも世間一般に浸透していますが、海外ではもう10年以上前にブームが過ぎています。

ご存知の方も多いと思いますが、糖質制限の生みの親ロバート・アトキンス医師によって考案されたダイエット方法です。

映画「プラダを着た悪魔」の中でも、ローカーボダイエットはファッションの世界にすでに浸透している設定でしたね。

頑張ってダイエットをしていたのにもかかわらず事故で入院し、パリ行きの座を奪われたエミリーがアンドレアに放った一言。

「炭水化物を食べるくせに、その服を着る資格はないわ！！」とかなんとか、悔しそうな表情でプリンやパンをモグモグしながら言ってました。

別の場面では、「パリに行く為にダイエットをしてるの。何も食べないのよ」「倒れそうになったらチーズをかじるの」・・・。

見事に体調を崩して風邪をひいてましたね。とてもよくできた映画です。

2006年に公開された映画です。小説は2003年。もう10年程前です。

エミリーのように、ファスティングとローカーボを組み合わせた無理なダイエットは体調面でも私生活に良くないですが、糖質制限は正しく取り組めば短期的には体重の変化が見込めます。

しかし、それを気軽に実践していいのは、健康な状態の方のみです。

肝機能障害のある方や、糖尿病でインスリンを注射している方、その他病気の状態で投薬による治療中など、糖質制限に対して不安な要素が多い方は、始める前にしっかりと医師に相談する事をオススメします。